3分講義

読書で得た知識をコンパクトに3分で紹介するブログです。

こどもにいい影響を与えるおもちゃとは

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成長とともに触角が発達する

赤ちゃんの時ってなんでも口に入れたがりますよね。

よく電池なんかは必ず手に届かないところに保管するようにと育児本には書かれてあります。

 

そもそもなぜ赤ちゃんはモノを口に入れたがるのでしょうか?

おなかが空いているからでしょうか?

それは違います。

 

赤ちゃんがなんでも口に入れたがるのは感触を確かめるためなのです。

子供というのは生まれてすぐに手足にしっかりと感触を確かめられるほど発達していません。

なので赤ちゃんの足の裏をくすぐっても何も反応しません。

そしてこの触角は年齢とともに上から下へと順番に発達していきます。

そのため5歳になっても手よりも顔の方が敏感なのです。

 

 

おもちゃなんていらない!

すこし余談でしたが、実際に子供にとっていい影響を与えるおもちゃとは何でしょう。

よくおもちゃ屋なんかに行けば、頭を少し使うおもちゃが多くありますよね。

例えば同じカタチをした穴にブロックをはめ込むなど。

 

でもこれらのおもちゃは本当に買う必要性があるのでしょうか。

もちろん頭を使って発想力は高まりそうですよね。

でもそれっておもちゃじゃなくてもできませんか?

 

例えば...

100均で色んなサイズのフタつきカップを買ってきて、どのフタとカップがぴったり合うか

牛乳パックで積み木

クッションやまくらを使ってアスレチック遊び

 

こんな風にいろんなことができちゃいます。

勘違いしないでほしいのは、市販のおもちゃはよくないと言っているわけではありません。

身近なものでも十分発想力を高めるおもちゃとなるということです。

 

そして子供が家の中でおもちゃを使って遊ぶ最も大切なことは家族と遊ぶということです。

 

 

最強の遊び「ごっこ遊び」

子供がある程度成長すれば、ごっこ遊びをしだすでしょう。

男の子であればヒーローやアニメのキャラクターになりきったり、女の子であればママごとでしょうか。

 

ごっこ遊びって実はすごいんです。

・遊ぶためにはまずどういったシーンなのかを創り上げる=創造力

・どれがどの役なのかを決める=役割分担

・その役になりきってシーンを進めていく=コミュニケーション力

・アドリブに対しての返答=とっさの判断力

 

一つの遊びでこれだけ必要となるスキルが凝縮されているのはごっこ遊びなんかじゃないかなと思います。

実際にごっこ遊びのような劇式では創造性が3倍も高まるともいわれています。

 

家族とのコミュニケーションということでもぜひ大人からごっこ遊びを促してあげるくらいの気持ちで遊んであげましょう。

 

 

今日のテキスト『最高の子育て』