3分講義

読書で得た知識をコンパクトに3分で紹介するブログです。

体に良い脂と悪い脂

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脂肪はすべて悪いもの?

食事の中でダイエットを始めようとすると必ず脂肪は避けて、食事をするでしょう。

しかしすべての脂肪が本当に体に悪いものなんでしょうか?

 

マーガリンなどのトランス脂肪酸はなんとなく体に悪いイメージを持っている人もいるでしょう。

これは正解です。

トランス脂肪酸のトランスとは日本語で”狂った”という意味です。

名前からして体に悪そうですよね。

 

そしてこのトランス脂肪酸自然界に存在しない脂肪であり、加工によってつくりだされています。

 

体にいい脂肪とは?

では体にいい脂肪は本当にあるのかということですね。

結論から言うとあります!

 

その脂肪の総称を「必須脂肪酸といいます。

このカテゴリーに含まれるのが最近よく耳にするオメガ3です。

 

オメガ3はクルミ亜麻仁油などに含まれています。

カテゴリーを見るとなんとなく体によさそうとイメージが付きますよね。

 

オメガ3とよく似た名前でオメガ6という脂肪もあり、肉に多く含まれています。

このオメガ6も必須脂肪酸の仲間です。

しかし、必須脂肪酸だからと言って取りすぎるのもよくはありません。

その理由はバランスにあります。

 

日常的に食生活を送っているとオメガ6の方がより多く摂取することになります。

理由としては一般的なスーパーで売られている肉にオメガ6が多く含まれているため。

これはほとんどの生鮮肉が家畜の中でも草ではなくトウモロコシや大豆を食べて育っているためです。

 

一方でオメガ3が多く含まれている肉は放し飼いの放牧で草を食べて育った家畜となります。

しかし一般的なスーパーではこの放牧で育った肉を手に入れることは困難です。

ではどうすればバランスよく必須脂肪酸を摂取することができるのでしょうか?

 

オメガ3とオメガ6のバランス問題

先述した通り、オメガ3よりもオメガ6の方が日常の中で摂取しやすい。

そのためバランス的に言うとオメガ6の過剰摂取となり、反対にオメガ3は不足となる。

 

この問題を解決するためにもまずは食事の中でオメガ3を意識することです。

オメガ3が含まれている食材といては亜麻仁油やサーモン、サバ缶、クルミなどです。

そしてオメガ3とオメガ6のバランスは1:4が理想とされています。

 

日常生活の中で毎日この比率を保つのは難しいと思うので1週間で1:4になるようにまずはチャレンジしてみましょう。

そうすれば健康的な体を手に入るでしょう。

 

 

今日のテキスト『GO WILD』