3分講義

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ある時間帯の判断力がアルコール摂取と同じに!?

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朝と夜で効率が変わる

学生時代にこんな経験をしたことはないですか?

「テスト勉強のためにたまたま朝、勉強したらいつもよりの成績が良くなった。」

もしくは社会人になってから

「朝早くに出勤して仕事をしたらいつも以上にテキパキとデスクワークができた」

 

この経験を通じてから朝に勉強やデスクワークをするようになったという人もいるかもしれません。

なぜ早い時間帯にやることでこのような結果になるのでしょうか。

まあ理由はいたって簡単です。

一日の中で朝はまだ脳に負担がかかっていないからです。

脳科学的に言えば判断力をつかさどる前頭葉のスタミナが前回だから。

 

一方で夜に近づけばこの前頭葉が疲れてきて判断力や認知力が低下してきます。

そのため夜に勉強や仕事をしてもダラダラとしてしまいます。

 

 

午後はパフォーマンスがアルコール摂取時と同じ状態に!

判断力や論理的思考を必要とするパフォーマンスは午前が一番パフォーマンスが最高の状態とされています。

一方でこのパフォーマンスは午後になると低下し、夕方になって少しだけ回復します。

このパフォーマンスが最高の状態と最低の状態は、アルコールを摂取しない場合と摂取した場合のパフォーマンスと同じという実験結果も出ています。

 

「じゃあ午後は何もしなくていいよね!」

とはなりません。

午後にも午前には発揮されなかったパフォーマンスが最高の状態になります。

それは創造性や洞察力です。

つまり午後はクリエイティブなパフォーマンスが最高の状態となるため発想力などが高まります。

なのでプレゼンの資料作りなんかには最適かもしれません。

 

 

午後にも判断力が必要なのだが...

午後にも判断力が必要となる仕事や生活習慣の人はいるでしょう。

パフォーマンスがアルコール摂取時と同じと分かっていて対策もせずに仕事や勉強をするのはバカらしいですよね。

 

そんな中パフォーマンスを回復させる方法は昼寝です。

理想は20分ほどがいいのですが、なかなか時間が取れない方は10分でもいいかと思います。

そして昼寝前にはカフェインを摂取してくださいね。

うっかりすると爆睡状態に陥ってしまいます。

 

また周りの目があり、昼寝が難しい場合は緑がある場所で休憩したり散歩するといいでしょう。

グリーンエクササイズというスタンフォード大学の先生が提唱している方法です。

 

 

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