戦わないで勝つブルーオーシャン戦略
青い海へ飛びこもう!
レッドオーシャン、ブルーオーシャンと聞いたことはないでしょうか?
これは経営学の専門用語で市場の激化度合いを戦場の海に例えたものです。
経営学での専門用語は元々は軍事用語のものが多いです。
そもそも「戦略」という用語も敵を打ち負かすために策を練るという意味の軍事用語
そして今回のレッドオーシャン、ブルーオーシャンもしかりです。
レッドオーシャンは戦争が激化して海が血で染まっているいつ様子です。
一方でブルーオーシャンは争いがなく平和な青い海を表しています。
ということで戦略の中ではブルーオーシャンでビジネスを行っていくことが競合もいなく、利益追求がしっかりとできるということです。
では実際にブルーオーシャンで成功している事例を簡単に紹介しましょう。
必要ないものはなくし、新たなものを生み出す
レッドオーシャンから抜け出し、ブルーオーシャンに行くには今ある製品やサービスの中で必要ないものは失くしてしまうということが大切です。
そして他の製品やサービスにはないものを1つ付け足すだけでブルーオーシャンへの切符が手に入るのです。
サーカスのシルク・ドゥ・ソレイユがブルーオーシャン戦略で成功した例です。
もともとサーカス市場というのは主に子供に対しての市場で家族で来てもらうものでした。
そしてグッズなどを販売し売り上げにつなげていました。
しかしどのサーカスショーもマンネリ化し、客足も伸びなくなりました。
そこでサーカス業界では名のある花形パフォーマーを雇ったりもしましたが、一般客からすれば何もわかりません。
お金だけが費やされ、何も成果は生まれずでした。
一方、シルク・ドゥ・ソレイユはターゲットを大人にし、まるでミュージカルのような音楽やダンスを取り入れました。
結果的には差別化ができ、チケットの価格もミュージカルと同じ価格設定で売ることに成功しました。
日常生活でもブルーオーシャンを活用しよう!
ブルーオーシャンはビジネスに限らず様々なシーンで使えると思います。
日常生活でももちろんです。
あなたの長所や強みを振り返り、それが協調できるようにするのです。
そして自分の弱い部分に関しては無理をして行うべきではないです。
その点は周りの人に頼ったりすることで上手く回避していきましょう。
ポイントは必要がない部分はなくすか、極限まで減らす。
そして周りが持っていないものや弱い点を強調して伸ばす。
これがブルーオーシャンで成功するためのポイントです。
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